十味敗毒湯

酒さや酒さ様皮膚炎にも効果を期待できる十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

 

十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)というのは漢方薬の一種でニキビのような湿潤系の患部から余分なものを出して肌を正常にしてくれます。症状の重い酒さ、赤ら顔に効果を期待することができる漢方薬です。

 

ニキビみたいな湿潤系のできものは余分な水(すい)が溜まったもの。これを体の外へ出し、熱を発散させることで症状を治めていきます。

 

配合されている生薬としては

 

柴胡(さいこ)   桔梗(ききょう)
川?(せんきゅう) 茯苓(ぶくりょう)
連翹(れんぎょう) 桜皮(おうひ)
防風(ぼうふう)  独活(どくかつ)
甘草(かんぞう)  荊芥(けいがい)
生姜(しょうきょう)

 

など。

 

人間の体は、体の中の余分なものを肌からも排出していて、それが正常に排出できないと肌トラブルが起こるという考え方を持つのが漢方。肌の中には水(すい)があり、水が少ないと痒みを感じ、肌が塞がれ水が体の外へ排出されないと熱が溜まって赤く腫れるとされています。

 

漢方薬の飲みごこちと効果

 

自分の体、体質に合う漢方薬だと飲む時にまずいと感じないのだそうです。十味敗毒湯はドラッグストアでも購入することができ、顆粒タイプと粉末タイプがありますが粉末タイプの方が効果が出やすいと言われています。

 

十味敗毒湯のにおいは独特なもので決して美味しいと言えるものではありませんが、自分の体に合っているかどうかの確認として参考程度に覚えておくといいでしょう。

 

膿状になった酒さの症状には効果を期待することができるかと思います。もし、膿ができてしまっても小さくて済みますし、治まるのも早くなることと思います。

 

十味敗毒湯は酒さ様皮膚炎の発症時や皮が剥けてある程度治まって比較的落ち着いている酒さや赤ら顔の症状にも効果的。一定期間は飲み続けないとだめで、途中で止めてしまうと症状がぶり返してくることがあります。完全に症状が治るまではしっかりと飲み続けてください。

 

十味敗毒湯は酒さ、酒さ様皮膚炎と相性がいいとされている漢方薬です。もし、病院で医師に診てもらっている場合は漢方の処方をお願いしてみてもいいかもしれません。

 

 


ツムラの十味敗毒湯はボウソクが配合されたもの。ボクソクはクヌギの樹皮を使用していて解毒作用に優れていて蕁麻疹や湿疹の治療に用いられています。収斂作用があり、皮膚病などの収斂にも効果があるようです。

 

 


クラシエの十味敗毒湯は桜皮(オウヒ)が使われていて、こちらも解毒作用に優れていますが咳止めや解熱、収斂薬としても使用されています。